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  日本精神

                       

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説明: ber117

 

2020年東京オリンピックに向けて、日本の心を取り戻そう

2014.10.31

 

<目次>

 はじめに

1.東京オリンピック2020を成功させよう

2.戦後失われてきた日本精神を取り戻す

3.日本精神の神髄を学ぶ

結びに

 

説明: ber117

 

はじめに

 

平成26年(2014)10月25日東京・渋谷で「日本のココロを学ぼうセミナー」が行われた。主催は「Nipponのココロ」という大学生を中心とした団体。東京オリンピック2020を成功させるには、どうしたらよいかというテーマで、講演を依頼された。演題は「2020年東京オリンピックに向けて、日本の心を取り戻そう」。当日はプレゼンを使ったが、話の大要をここに掲載する。

 

説明: ber117

 

●自己紹介


 私は、昭和29年(1954)生まれ、60歳。高校の時が70年安保の前後。大学紛争・高校紛争の世代で、共産主義の影響受けた。その克服に苦労した。
 学生時代に縁あって大塚寛一先生を知った。大塚先生は、戦前昭和10年代、三国同盟に反対、米英と開戦すれば大敗を喫する、新型爆弾を投下され、大都市は焦土と化すと予言。時の指導層に建白書を送付。指導層はこれを入れずに開戦し、大敗。大塚先生は当時から真の日本精神を説き、戦後も一貫して啓発活動をされた。私はそのことに感銘を受け、今日まで活動してきた。
 個人としても、日本の復興のため、日本精神の復興を呼びかける言論活動を行っている。私は、学者や専門の研究者ではない。一人の日本人、一国民として思うところを書いている。ブログを書く人はブロガーというが、私はウェブ・ライターを自称している。ブログが世に現れる前からネットに書いており、サイトは今年で開設15年となった。個人として書くものは、ネット上に無料で公開し、自由に読み、活用してもらうことをポリシーとしている。
 最近は、第2次世界大戦後の世界の歴史と現在の国際関係、及び21世紀に実行すべき人類の課題を書いた。また人権に関する考察をブログに連載中。人権というと個人を中心に考える傾向があるが、人権の歴史を振り返ると、集団の権利あっての個人の権利であることがわかる。私は家族・民族・国家を大切に考える立場から、人権を考察している。ブログに連載中で今日掲げたのが、119回目。全体の3分の1ほど掲載したところである。(註 平成29年1月に完結。拙稿「人権――その起源と目標」としてマイサイトに掲載)

 

●本題

 

1.東京オリンピック2020を成功させよう


 2020年、平成32年、2度目の東京オリンピックの開催が決定された。56年ぶりとなる。
 25年9月7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で開催地の最終選考がされた際、わが国は総力を挙げて働きかけをした。高円宮久子様、安倍首相、猪瀬都知事、スポーツ関係者等のチームワークで、日本の良さを訴えた。東京決定は国を挙げての熱意、治安の良さ、おもてなしの心等が世界から評価されたものと思う。
 現在わが国は東日本大震災からの復興、デフレからの脱却を課題とする。そうした日本にとって、大きな目標ができた。日本でのオリンピックは、特に若い世代、子供たちに大きな夢と希望を与えるものとなっている。またオリンピック開催は、経済効果が3兆円とも4兆円以上とも試算される。デフレを脱却し、力強く経済成長をする絶好の機会である。
 ここで、日本人の団結で、6年後のオリンピック、パラリンピックを成功させよう。これを節目に、日本が大きく発展していけるように頑張ろう。

 さて、1964年(昭和39年)東京オリンピックを振り返ってみよう。当時の日本は敗戦からわずか19年。焼け野原から立ち上がって、奇跡の復興を成し遂げた日本にとって、オリンピックは、世界のひのき舞台へ復帰する一大行事になった。
 当時細川は10歳。小学4年生。北海道の田舎の小学校に通っていた。学校の授業で、テレビ放送を見た。日本人の活躍に、感動した。男子重量挙げの三宅義信選手が金メダルを取り、男子体操、柔道、女子バレーボール(東洋の魔女)等が続いた。日本はいい国、素晴らしい国と思うようになったはじめだったと記憶する。
 当時日本人はオリンピックを成功させようと懸命に努力した。そうしたエピソードを二つお話しする。
 国立競技場のバックスタンド最上段に、聖火台がある。最近東日本大震災の被災地・石巻に貸し出された。この聖火台は川口市の鋳物師・鈴木萬之助さんと文吾さん親子による作品。納期3カ月という非常に厳しい条件の下だったが、「鋳物の街、川口に恥じない物を作る」という意気込みで取り組んだ萬之助さんを悲劇が襲う。製作工程2ヶ月にはいったところで鋳型の爆発があり振り出しに戻ったのだ。そのショックにより萬之助さんは帰らぬ人になった。納期まで残り1ヶ月というわずかな期間にもかかわらず、息子の文吾さんは「作らなければ川口の恥、日本の恥」という思いで連日徹夜の作業の末、納期直前に聖火台を完成させた。
 開会式では航空自衛隊のアクロバット飛行チーム、ブルーインパルスが妙技を見せた。計画では、聖火台に聖火が点火され、選手宣誓の後、約1万羽の鳩が大空に放たれ、鳩がぐるっと回って上に向かい、観客が上空に目を向けた時に、五輪の輪が描かれるようにする計画。ところが、練習では一度もうまくいかなかった。失敗したら、日本の権威は地に落ちる。そうした中で、10月10日国立競技場で開会式が行われた。意を決して、ブルーインパルスの飛行チームは埼玉県の入間基地を出発。江の島方向から東京へ向かった。当日は予定より、式典が遅れた。昭和天皇の御臨席のもと、各国代表が列席した。聖火の点火、選手宣誓、鳩が放たれ、観客が空に目を向けた時、見事に快晴の空に、五色の輪が描かれた。奇跡的な成功だった。
 この時、当時世界最速の東海道新幹線が建設され、東京を近代都市にする首都高速道路が開通された。何としても成し遂げようとする日本人の精神が、オリンピックを成功させた。ちょうど50年前の10月のことである。

 日本はその後の半世紀で大きく変わった。オリンピックをきっかけに1960年代に高度経済成長を成し遂げ、世界有数の経済大国となった。だが、1990年前後にバブルの崩壊起こり、長い経済不況に陥った。その上、1998年に戦後先進国で唯一デフレに陥り、今もなお脱却できていない。そこに3年前の2011年、東日本大震災が起こった。震災からの復興に懸命に努力しているところで、東京での二度目のオリンピックが決まった。
 今度のオリンピックも、先人、先輩の努力を振り返り、立派にオリンピックを成功させよう。それを跳躍台として、日本の再建・躍進を進める好機である。またオリンピック、パラリンピックの時は、世界中からアスリート、観戦客が東京に来る。おもてなしの心を発揮して外国人をもてなし、日本の良さ、素晴らしさを世界に広めるチャンスでもある。
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関連掲示
・より詳しい自己紹介は、「自己紹介」の項目をご参照ください。

2.戦後失われてきた日本精神を取り戻す

 

これからスポーツの振興、施設の整備等が進められていく。多くのビジネス・チャンスもある。だが、6年後に東京オリンピックを行うに当たり、わが国には様々な危機もある。そのことを、私はお話ししたい。
 一つは、国内的な危機。日本人の中で、日本精神を失っている人が多くなっており、社会が混迷していること。もう一つは、国際的な危機。国際環境が厳しさを増している。とりわけ中国・韓国との関係が悪化している。

 国内的危機としては、1964年東京オリンピックの時より、日本人が日本精神を失ってきていることがある。原因の一つは、日本人は敗戦で自信を喪失したこと。二つ目は、そのうえ占領軍による日本弱体化政策で精神的に骨抜きにされたこと。三つ目は、東京オリンピック後の経済成長で経済中心・もの中心の考え方に陥り、個人中心・自己中心の考え方が蔓延していること。そのため、日本人は世代を追うごとに日本精神を失ってきた。それが、日本の社会に混迷をもたらしている。
 この根本的な問題に取り組むことなく、ただスポーツの振興、施設の建設等だけでは必ずしもオリンピック、パラリンピックを成功できるとは限らない。日本人は、50年前の東京オリンピックの時の団結心を失ってきているからである。そこで、2020年東京オリンピックに向けて、日本精神を取り戻す運動を盛り上げていく必要がある。
 10月12日に渋谷で「日の丸大行進」が行われたが、これは日本精神を取り戻そうと訴える活動の一つ。昭和43(1968)年から行われている。その行進でも訴えがされた「日本再生のための三つの提言」は、日本精神を取り戻し、日本を再建するために有効なもの。
 第一は、国に対する誇りを持つこと。戦後の自虐的な歴史教育を改め、日本の素晴らしい伝統や文化を、青少年に伝えよう。第二は、日の丸の国旗を立てること。どこの国でも国旗を大切にする。祝日には家庭で国旗「日の丸」を掲げよう。第三は、家庭に日本の心を取り戻すこと。明るい家庭は世界平和の礎。親子一体・夫婦一体・敬神崇祖を心掛けよう。
 こうした提言をもとに、日本精神を取り戻す運動を盛り上げたい。

 次に国際的な危機は、国際環境が厳しさを増していること。とりわけ中韓との関係が悪化している。来年は第2次大戦終結から70年。それに向けて、中韓は従来の反日的な行動を一層強めてきている。歴史認識に関し、慰安婦、南京事件、首相の靖国参拝等を問題化し、誇張・捏造の限りを尽くして、日本を貶めようとしている。日本人の自信を打ち砕き、誇りを持てないようにし、団結させないようにしている。朝日新聞が吉田清治証言に関する記事の取り消しを発表したが、慰安婦も南京事件も靖国参拝もすべて朝日が捏造・虚報を世界にまき散らした。
 中国は、単に思想や情報に関する戦いを仕掛けているのではなく、尖閣諸島・沖縄の武力による奪取をもくろんでいる。これに対し、わが国は集団的自衛権の限定的行使を容認する閣議決定をし、関連法の整備を進めつつある。また米国との同盟を軸に、東南アジア諸国、オーストラリア、インド等との連携を強め、対中国の国際的な安全保障を強化しつつある。だが、中国は、石油資源が不足、バブル経済が悪化、社会不安が増大するなかで、覇権主義的な行動を取ろうとしている。
 仮に2020年までに、尖閣諸島への侵攻を受け、沖縄までも中国の支配下に陥れば、日本は中国の属国と化す。当然、東京オリンピックの成功も難しくなる。中国はバブルが破裂しつつあり、その影響で、リーマンショックの比ではない規模で世界経済に激動が起こる可能性もある。金正恩の健康動静が注目されているが、朝鮮半島は今後北朝鮮の体制崩壊や南北激突の可能性を孕んでいる。東アジアから目を世界に広げると、本年2月のロシアのクリミア併合により、欧米日等とロシアに冷戦終結後最大の緊張関係が生じている。今後さらに国際的なバランスが大きく崩れる可能性がある。イラク・シリアで「イスラーム国」を称する過激組織が領域を広げ、アメリカが中心となって空爆を行っているが、これへの報復としてテロリストが国際的に活動する恐れもある。
 これらの事柄が今後、6年後の東京オリンピックまでにいつくか現実になる恐れがある。そのことも心にとめて、2020年東京オリンピックの準備を進める必要がある。

 こうした内外の危機を乗り越えるには、日本を根本から再建しなければならない。それには、憲法の改正が不可欠である。憲法は国の基本法であり、それをもとに政治・社会等の仕組みが作られている。憲法に欠陥があれば、国のあり方にも欠陥が生じる。戦後日本の憲法は、戦勝国によって押し付けられたもので、日本の伝統・歴史・国柄が書いておらず、家族が解体、社会が分裂するような内容になっている。特に国防を規制し、他国に依存せしめる規定となっている。災害の対処にも必要な非常事態条項もなく、日本は極めて脆弱である。私は、数年前から憲法改正私案をネットに公開している。当時から非常事態条項の必要性を述べてきたが、東日本大震災後、ようやく本格的に検討されるようになった。
 2016年(平成28年)7月に参議院選挙があるが、その時に同時に憲法改正の国民投票を行うことを目標にした運動が広がりつつある。10月1日に設立総会が行われた「美しい日本の憲法をつくる国民の会」は、ジャーナリストの櫻井よしこさんが共同代表を務める。できれば、約1年9か月後に憲法を改正し、国家を再建し、不測の事態に備えたい。仮に、2020年東京オリンピックの時にも憲法の改正ができていなければ、日本が深い混迷に陥っていく恐れもある。
 日本の伝統・文化・国柄を盛り込んだ憲法を、日本人自身の手で作り上げよう。それには、日本人は戦後失ってきた日本精神を取り戻す必要がある。そのためにも、日本の伝統・文化・国柄について深く学ぼう。自分の趣味や好きなこと、得意なことを通じてで、よいと思う。伝統・文化・国柄について深く学び、6年後のオリンピックの時には外国人に自信を以て、伝えられるようになろう。
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3.日本精神の神髄を学ぶ

 

最近は日本の伝統・文化・国柄に触れ、これを高く評価する外国人が多数いる。日本人も気が付かないほど、ディープなところに目を向けて、日本の良さを感じ取っている外国人が増えている。

早くから日本の伝統・文化・国柄を高く評価している外国人の一人が、アルバート・アインシュタイン。アインシュタインは、20世紀最高の天才科学者。第1次世界大戦後の1922年に来日し、伊勢神宮に参拝して、次のように語った。

 「近代日本の発展ほど、世界を驚かせたものはない。一系の天皇を戴いていることが今日の日本をあらしめたのである。私はこのような尊い国が世界の一箇所くらいなくてはならないと考えていた。

世界の未来は進むだけ進み、その間、いく度か争いは繰り返され、最後の戦いに疲れる時が来る。その時、人類は真実の平和を求めて、世界の盟主をあげねばならぬ。この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を抜き超えた、最も古くまた尊い家系でなくてはならぬ。世界の文化はアジアに始まってアジアに還る。それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。

我々は神に感謝する。我々に日本という尊い国を造っておいてくれた事を」

 アインシュタインがこれほどまでに高く評価する日本の国に伝わるものが、日本精神である。

 

日本精神を説く最も代表的なのは、聖徳太子が十七条憲法で説いた「和を以て尊しとなす」という和の精神。古代の日本はシナ文明の影響下にあったが、平安時代から、シナの漢文による教養を意味する漢才に対して、日本人の生活の中で発達した知恵を「大和魂」と呼び、日本人の独自の精神を発揮してきた。江戸時代には、徳川光圀の「大日本史」の編纂によって、日本の歴史の研究が進み、他国に比類ない国柄が自覚された。当時シナでは、漢民族が異民族に支配されていた。古代の王朝は、とうの昔に消え失せていた。だが、わが国には神話の時代から皇室が続いている。その事実の認識が、日本人の精神を高めた。幕末に黒船が来航すると、独自の国柄の自覚を以て、若者たちが立ち上がり、明治維新を成し遂げた。明治時代に日本は国際社会に広く参加し、欧米を含む各国の精神と比較して、日本精神の研究が深められた。学者や有識者の多くによるのは、古事記・日本書紀などの書物から、日本精神とはこういうものだろうと考察するもの。しかし、ここでご紹介する大塚寛一先生は、日本精神の捉え方の次元、深さが違う。

大塚寛一先生は、日本精神復興の啓発活動を展開された。大塚先生は、次のように説いておられる。

「日本の指導原理は、実に自然の法則にかなっていて、他国に比類なきものである。

世の中のものは一見、雑然としていて不自然のように見えるけれども、合理的で、秩序整然とした原則のもとに動いている。太陽にしても、月、地球、金星、土星、みな整然とした法則のもとに対立摩擦なく運行している。日の出、日の入り、潮の満干も、昔から少しも変わらない。人間もその原則にはずれないようにしてゆくところに、人の歩むべき誠の道がある。その原則を人間生活のうえに当てはめて実行する順序・秩序・法則が日本精神となって現れているのである。

ゆえに真の日本精神は日本人だけのものではなく、人間である以上、なんびとも従わねばならない真理天則であり、世界精神なのである」

 

聖徳太子の「和」の精神は人の和を説くものだが、大塚先生は、宇宙万物を貫く法則、調和の理法に立って、日本の国に伝わる精神を見ておられる。そして、日本精神は、宇宙の根本理法が人間生活のうえに表われたもので、自然の法則にかなっていると言っておられる。そして、日本精神の神髄を初めて明らかにされた。真の日本精神とは、一言でいえば、宇宙の法則にのっとって、人と人、人と自然が調和して生きる生き方である。だから、世界中どこにもあてはまる精神である。

私たちの先祖は、日本精神の神髄のところまでは、把握できていなかったものの、親から子、子から孫へと日本の心を伝えてきた。それによって、世界にも稀な立派な国柄を形成し、維持・発展してきた。その神髄を学ぶことによって、日本精神の真価を理解できるようになる。

さて、大塚先生は、世界は大転換しつつあり、21世紀には、日本精神が世界で重要な役割を果たすようになると早くから説いておられる。

「一日に夜と昼があるように、人類がこの地上に発生して滅亡するまでには、将来への準備期すなわち夜の時代と、その活動期すなわち昼の時代とがある。(略)今は夜から昼の時代へ転換してゆく丑三時(うしみつどき)、鶏でいえば一番鶏が歌って夜明けを告げている時期である。そして21世紀を迎えると、いよいよ昼の時代に大転換することになる。それは現代の物質科学時代から、物心を超越した真理の太陽が出現する時代である」

「21世紀の昼の時代は、物質ではなく、精神を中心とした時代でなくてはならない。そのとき、日本に伝わる精神が偉大な役割を果たすようになる」

まず、日本を再建し、そして世界にもっと貢献できるようにめざしたい。そのために、日本精神を取り戻し、さらに日本精神の神髄を学んでいただきたい。ページの頭へ

 

結びに

 

結びに、私の活動についてお話しする。私の<オピニオン・サイト>は、「日本の心」と「オピニオン」に分かれている。「日本の心」の部分は、日本の伝統・文化・国柄等について、「オピニオン」の部分は、政治・経済・国際関係・文明等について書いている。今後も、主にインターネットを使った活動を続ける。東京近郊であれば、講演や勉強会も可能である。

 

●質疑応答

 

 参加者から質問を受けた。大意次のような質疑応答をしたと記憶する。

 

Q 愛国精神と日本精神の違いは何か。

A 愛国精神は愛国心ともいう。愛国心はどこの国にもある。祖先が作ってくれた国、祖先が維持・発展に尽くしてきてくれた国を愛し、これを受け継ぎ、さらに発展させようという愛国心は、どこの国でも大切にされている。日本精神は、古来日本人に先祖代々に伝わる精神。その中には、国を愛する愛国心も含まれている。

 

Q 海外に行ったいとこが、自分の国について聞かれて答えられず、ますます日本を嫌いになってしまった。どうすればよいか。

A 海外留学をして、ますます日本から心が離れてしまう人と、それをきっかけに日本について学び、日本の良さに気付く人がいる。学校等で日本の特徴や素晴らしさが教えられていないため、外国人に自信を以て日本の良さを話せない人が多い。自分の国に無知であるために、自信が持てない。

いとこさんには、例えば、日本の皇室は、古代から125代の天皇まで、ずっと今日まで続いている。そういう事実を何かのきっかけに知ってもらうようにするといいと思う。

 

Q 大塚先生は、夜の時代と昼の時代と言っているが、2014年の現在、どちらになるか。

A 大塚先生は、これまでの人類の歴史は、対立・抗争の夜の時代だったが、21世紀には、光明・平和の昼の時代に替わると説いている。2014年の現在は、夜から昼に移り変わる夜明けの時代に当たる。これから、21世紀が進むにしたがって、昼の時代に入っていくと予言している。

 

Q 「イスラーム国」のような、国家ではない組織が活動し、テロを行うなどしているが、どのように対処するとよいか。また日本にはどういう役割があるか。

A 「イスラーム国」はイスラーム教過激派組織が、「イスラーム国」を自称しているもの。こうした国家外の組織の活動が各地で目立っている。そのため、世界が混沌としているという感じを受けるだろうが、歴史的に大きく見ると、20世紀半ばまでは、国家間の利害対立は、すぐ戦争になった。だが、今日では国家間での戦争を避け、対話や協調によって解決しようという方向に大きく変わってきている。国家以外の組織に対しても、国家間の国際的な協力で対処することが必要である。日本には和の精神を発揮し、対立・抗争する双方に対話の場を作り、協調を促していく役割がある。

 

Q オリンピックに向けて日本の心を取り戻すために、明日からでも実行できることは何か。

A 相手の身になって考えることを実行することをお勧めしたい。家庭でも職場でもビジネスでも、自分の気持ちや感情や利害を一方的に押し出すと、ぶつかり合いになる。相手の立場、相手の気持ちを考えることで、気持ちのずれや感情のもつれ、利害の対立に解決の道が浮かび上がってくる。

世界から評価されているおもてなしは、相手の身になって考える日本人の細やかな心配りの現れ。客にくつろいでいただこう、喜んでいただこう、楽しんでいただこうと相手の立場、相手の気持ちを考える気遣いが高く評価されている。

普段の生活でも相手の身になって考えることを心掛けたい。それなら、だれでも今日からでもできる。ページの頭へ

 

 

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